軽自動車には



軽自動車の中古車相場は、比較的高めです。
これはいろいろな理由が挙げられます。
まずは軽自動車はそこまで技術革新が無いという点。
普通乗用車の場合、ハイブリッドカーの登場や、クリーンディーゼル、EV、PHEVといったように、様々な技術が登場しています。
そのため、中には古くなってしまい、まったくと言って良いほど、それこそメーカーとしてもあまりサポートしたくないような技術を搭載している自動車もあるのですが、軽自動車に関しては、いわゆる「ハイトールタイプ」のものが登場して以降は、細かい部分での違いはありますが軽自動車業界を震撼させるような、根底から覆すかのような技術というのは登場していません。

低燃費化が熾烈ではありますが、目新しい技術が登場しているかと言えば、決してそのような事はありません。
そのため、多少古いタイプのものであってもそれなりにニーズがあるのです。
このおかげで軽自動車は中古車相場がとても高いとされているのです。
軽自動車はリセールが強いとは様々な場所で囁かれている事ですが、それは根強いニーズがあるからこそとも言えるでしょう。
ですので、軽自動車は比較的相場が高いのです。

また、リセールバリューの高さを活かし、新車に乗り続けている人もいるようです。
新車で購入した場合、初回車検は3年後になりますが、リセールバリューが良いですから、そこで下取りに出し、新車を割り安で購入します。そのような流れで軽自動車を乗り継いでいる人もいるのです。

これは普通乗用車の場合リセールバリューを意識しなければならない話ですが、軽自動車の場合、特に近年登場しているタイプはリセールバリューが高いですから、このような事が比較的簡単に行えるという事です。
税制上も素晴らしい措置が取られている軽自動車ですが、中古車相場の高さから、このような事まで行えるのです。
この点もまた、軽自動車の魅力の一つと言えるのではないでしょうか。

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