雨の日にも見てみる



不動産を購入する人は、一回だけ物件を見て購入を決めることは無いでしょう。
何といっても非常に高価な買い物です。
買ってから後悔したくはありません。
購入前に可能な限り、入念に確認をしたいと思う人は多いでしょう。
そのために、物件を何回も視察することにします。
この視察のときには、曜日や時間帯を変えて、何回も見るようにしている人がいます。
それは賢明なことです。
曜日が違えば、付近の道路の混雑状況なども変化するからです。
週末はすいていても、平日は非常に混雑する道もたしかにあります。
また時間帯をかえるのもいいことです。
昼間と夜では、その付近の雰囲気も大きく変わるからです。

このような複数回の視察は、中古車の賢明な選び方とも似ている点があります。
不動産と比べたらだいぶ安くなりますが、中古車も高価な買い物であることには変わりがありません。
購入した後に後悔するような車を選ばないことが大切です。
一般的に、車は晴れている日に見に行くことが多いかと思います。それも当然です。
いくつもの車屋さんをはしごして行こうと思ったら、雨では少し億劫に感じることでしょう。
また雨の日では、車の外観を丁寧に観察することは難しいかもしれません。
晴れた日であれば、しっかりとボディーにキズが無いかどうかを見ていくことができるでしょう。

しかし、晴れの日だけでは十分ではありません。
むしろ、雨の日にも見ておいた方がよいのです。
なぜわざわざ雨の日にも見ておいた方がいいのでしょうか。
それは、中古の車だからです。
新車ではありえないことですが、中古の車の場合下手をすると雨が車内にしみてくることがあります。
これは晴れの日には確認できない点です。
購入後に雨がしみてきてしまう事が分かったら悲しいのではないでしょうか。
雨の日にも中古車の状態の確認は必要不可欠なのです。

参考:雨の日に中古車に乗って気がついたこと